トヨタ エスティマ vs ホンダ オデッセイ どっちが買い!?徹底比較 【オートックワン】
内外装が上質なLサイズのミニバンに乗りたいが、トヨタ「ヴェルファイア&アルファード」では外観の存在感が強すぎる。適度に洗練された上級ミニバンが欲しい。
このようなニーズに適するのがトヨタ『エスティマ』だ。ヴェルファイア&アルファードがかつて憧れの対象とされたトヨタ「クラウン」なら、エスティマは少し抑制を利かせたトヨタ「マークII」に相当する。
そしてミドルサイズの「ヴォクシー/ノア/エスクァイア」は「コロナ」と「カリーナ」、人気の高いコンパクトな「シエンタ」は「カローラセダン」を思い出させる。
今トヨタのミニバンは、セダンが日本車の主役だった時代を巧みに踏襲することで高い支持を得た。トヨタならではの市場戦略に基づく車種構成だ。
ボディスタイル/サイズ/視界/取りまわし性比較: オデッセイ
内装のデザイン/質感/操作性/視認性比較: エスティマ
前後席の居住性/乗降性比較: オデッセイ
荷室比較: エスティマ
エンジン性能/燃費/エコカー減税比較: オデッセイ
安全装備比較: オデッセイ
価格の割安度比較: オデッセイ
総合評価: オデッセイ
トヨタ 新型エスティマ、なぜ小変更でも話題になるのか?10年経ってもモデルチェンジしない理由 【オートックワン】
また、10年すれば技術が大きく進化し、シャシはもちろんエンジンや駆動系も一新されて当たり前。なのにマイナーチェンジの内容をみたら、燃費を含め10年前と変わらないハイブリッドシステムだし、普通のガソリンエンジンだって今や当たり前のアイドリングストップさえ付いていない。「コストを掛けられなかった」ということである。
“21世紀の国民車” 新型プリウス、売れまくってるけど肝心の走りは? https://t.co/1nv4hk6MrQ pic.twitter.com/gvnK4bdzZS
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2016年6月24日
トヨタ自動車の新型プリウスが売れている。昨年12月の販売開始以来、5月までに6カ月連続で新車販売台数1位を獲得しているのだ。だからといって、読者の皆さんはそのことについて驚かないだろう。プリウスは今や国民車ともいうべき身近な存在。売れて当然と思われているのだ。「だって燃費がいいし、先進技術を搭載しているし…」。確かに従来のモデルはそこがウリだったが、どうやら今回デビューした4代目はそれ以上に高い評価を得ているようだ。
実車を見ると、低いノーズから後方に向かって上昇する側面のラインはちょっぴりスポーツカーチック。ヘッドランプは確かに涙目だ。シエンタやレクサスLCなど、最近のトヨタはこの手のデザインが多い。ぐいっと持ち上がったテールの両端からすとんと落としたリヤコンビランプは個人的には超ストライク。暗闇に浮かび上がる縦長のLEDランプのラインは、どんなに離れていても一目でプリウスとわかる。
大きく変わったのは見た目だけではない。新型プリウスは、トヨタの新プラットフォーム「TNGA」を採用した第1号車なのだ。TNGAとは、クルマの骨格をゼロから見直し、軽量・低重心ボディを造ることで、高い操縦安定性や運動性能、燃費性能を実現するというもの。そこから生まれた車台をベースに、主に前輪駆動車(FF)を効率的・合理的に展開していくのが狙いだ。
このTNGA1号車が持つ意味とはなんだろうか。それは、新型プリウスのパフォーマンスが、今後のトヨタ車の基本性能を占うベンチマークになるということ。