2016-06-27 ■ 政治 政治 イラク軍は26日、過激派組織「イスラム国」(IS)が支配していた中部の要衝ファルージャの奪還を完了したと発表した。事実であれば、対IS作戦で大きな成果。ただISはイラク西部から北部にかけて広大な地域で活動を続けており、ファルージャを含む西部アンバル州でのISとの戦闘は当面継続しそうだ。 奪還作戦にはイスラム教シーア派の民兵組織も加わり、米軍などが空爆支援した。イラク軍高官は26日、国営テレビで、ファルージャの全域を制圧したと述べ「戦闘は完了した」と語った。