SUBARUに社名変更を承認 海外での販売強化へ | NHKニュース
富士重工業の株主総会は28日に東京で開かれ、来年4月1日付けで社名を車のブランド名と同じSUBARUに変更することが承認されました。
富士重工業は、車の販売台数の8割以上を北米など海外で占めていて、今回、ブランド名と社名を統一することで高い知名度を生かした海外での販売強化につなげたいとしています。
富士重工業は大正6年に中島知久平が太田市内で創業した飛行機の研究所が前身で、昭和28年に富士重工業と社名を改めました。太田市内の富士重工業の工場がある地区は、市民からの要望で平成13年にスバル町に変わるなど、スバルの名称は地元で親しまれています。
富士重工業の大河原正喜専務取締役は「富士重工業という名称には思い入れがあり残念な気持ちもあるが、スバルブランドを磨くために必要なことだと認識している。分かりやすさという面で、スバルに統一することは望ましいのではないか」と話していました。