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石油元売り大手の出光興産は、来年4月に同じ石油元売り大手の昭和シェル石油との経営統合を目指しています。
28日は出光興産の株主総会が開かれましたが、会社によりますと、この中で、現在、名誉会長を務める創業家の出光昭介氏の代理人の弁護士が、統合の計画に反対する意向を表明したということです。
出光氏と共に反対を表明した出光興産の創業家保有する株式の保有比率は、合わせて33.9%と全体の3分の1を超えていて、28日の総会では、会社側が出した取締役の選任に関する議案に反対票を投じました。
議案自体は賛成が過半数を上回って可決されました。
ただ、今後、出光興産が統合の承認を求めて開くことにしている臨時の株主総会では、株主の3分の2以上の賛成が必要となるため、今回反対を表明した創業家が臨時の株主総会でも反対票を投じた場合、統合計画が承認を得られないおそれがあり、統合は難航する可能性が出てきました。