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この会議は日本とロシアの経済協力を強化しようと、1日にロシア極東のハバロフスクで開かれたもので、日本の原田親仁政府代表など両国の政府関係者や、企業の担当者などおよそ60人が参加しました。
参加者たちは、農業や林業、それに廃材のリサイクルなど極東地域を中心に検討が進められている日ロの共同ビジネスを紹介し、実現に向けた意欲を強調しました。
そして、北方領土問題を含む平和条約交渉を進展させるためにも、エネルギー分野だけでなく、農業や医療など幅広い分野で協力の拡大を目指すことで一致しました。
また、参加者たちは、ハバロフスクで日ロの合弁会社が始めた野菜の温室栽培の現場を訪れて、トマトやキュウリの育成状況を視察したり、ロシアの寒冷地でも日本の技術によって、年間を通じて栽培できるという説明を受けたりして、農業協力について理解を深めていました。
会議に参加した日本の商社の担当者は「最近、日ロの政治対話が積極的に行われていることもあり、ロシアの日本への関心も高まっていると感じる。この流れに乗って、ビジネスを着実に進めていきたい」と話していました。