米航空宇宙局(NASA)は1日までに、ハッブル宇宙望遠鏡で木星のオーロラを捉えた画像を公開した。NASAの木星探査機「ジュノー」が日本時間の5日午前に木星の周回軌道に入るのに合わせ、ハッブルでも観測した。
木星の北極付近に強く光るオーロラを撮影。さらにオーロラの動きを捉えるため、5月ごろに約1カ月間、木星を観測し続けた。地球のオーロラより規模が大きいだけでなく、エネルギーも数百倍高かった。
オーロラは、高エネルギーの粒子が惑星の北極や南極付近の大気に突入する際、原子とガスが衝突してできる。
Hubble Captures Vivid Auroras in Jupiter’s Atmosphere | NASA