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◯◯がマーケターを駆逐する!?1ミリも盛れない時代のサバイバル戦略とは|ウソはバレる ― 「定説」が通用しない時代の新しいマーケティング|ダイヤモンド・オンライン

 そこで著者らが提唱するのが「影響力ミックス」というフレームワークだ。二人は、消費者に影響を及ぼす要因をM(Marketers=マーケター)、O(Other=他者の意見やレビュー)、P(Prior=自分自身の過去の体験、嗜好)の3種類に分類している。詳しい内容は本篇に譲るが、簡単に言うと、「影響力ミックス」とは消費者がM、O、Pからそれぞれどの程度の割合で影響を受けるかを指す。


 たとえば、家電分野ではOの情報を参考にする人が圧倒的に多いが、ファッション分野はどちらかというとP(自分の好み)の影響を受けやすい。年配者はインターネットの利用率が低いのでOよりもMの影響を受けやすい、など。従来型のマーケティング手法を一様に適用するのではなく、商品を売ろうとしている顧客やカテゴリー別に影響力ミックスを割り出し、マーケティング戦略を調整していくべきだ、というのが著者らの考え方だ。