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アメリカのカーター国防長官は11日、イラクのバクダッドを訪問し現地に駐留するアメリカ軍の兵士を前に演説しました。
この中で、過激派組織ISの重要拠点となっているイラクの要衝モスルの奪還に向け、新たにアメリカ軍の兵士560人を派遣することを明らかにしました。カーター長官は「戦いの鍵を握るこの瞬間に部隊を増強することで、イラク軍にとって必要不可欠な支援を提供できるようになる」と述べて、態勢強化の必要性を強調しました。
増員される要員は、先週イラク軍が奪還したばかりのモスル南部のカヤラ空軍基地に派遣され、モスル奪還作戦に向けた拠点の構築を支援するということです。
アメリカは対IS作戦の一環として、イラクに展開する部隊をことしに入り3800人から4000人余り、さらに今回、4600人余りへと徐々に増員しています。
オバマ政権は、イラクでの大規模な地上戦には関わらないとする基本方針を示していますが、たび重なる増派によって戦闘への直接的な関与を深めているのではないかという懸念も上がっています。