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トルコメディアによりますと、首都アンカラにあるトルコ議会の付近で、16日未明、爆発があったということです。この爆発で議会の建物の窓ガラスが割れ、けが人も出ているもようだということです。また、最大の都市イスタンブールでも、現地時間の午前3時ごろ(日本時間午前9時ごろ)、大きな爆発の音がしました。イスタンブールに住む日本人はNHKの取材に対し「上空を戦闘機が飛んでいると思ったら、大きな爆発音がした。衝撃でよろめいた。次の爆発が怖いので、窓とカーテンを閉めて備えています」と話しています。

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トルコでクーデターの試み 大統領「鎮圧に当たる」 | NHKニュース

トルコのユルドゥルム首相は、現地時間の15日夜、トルコのテレビ局を通じて「軍の一部が反乱を企てている」と述べ、軍の一部によるクーデターの試みが起きていることを明らかにしました。
首都アンカラの議会の近くでは、日本時間の午前9時前、爆発があり、議会の建物の窓が大きく壊れて、けが人が出ているもようです。
また、アンカラにある通信施設が攻撃を受け、施設を警備していた警察官17人が死亡したということです。
さらに最大都市イスタンブールでも国際空港や市内の各地で断続的に爆発が起きています。
軍の一部は首都アンカラの国営テレビ、TRTを占拠し、アナウンサーに声明を読ませて、市民に対し外出を禁じました。その後、TRTからは軍の部隊は撤収したもようですが、兵士たちは別の民間のテレビ局に入り、放送が中断しています。
エルドアン大統領は記者団に対し「一部の軍人が、軍隊の中で、国家の統一意思に対し反乱を起こしている」と非難したうえで、「軍やほかの国家機関を動かして鎮圧に当たる」と述べました。
トルコ軍のトップアカル参謀総長が反乱を企てた兵士に拘束されたという情報が一時出されましたが、その後、ユルドゥルム首相は「参謀総長は任務に就いている」と述べました。
このほか民間のテレビ局によりますと、政府側につく軍の特別部隊の司令官が「状況は掌握している」と述べ、クーデターの試みを阻止しつつあるという認識を示しました。
また軍の幹部がテレビを通じて、兵士に対し、兵舎に戻れと呼びかけていますが、国内各地では緊迫した状況が続いています。

トルコのユルドゥルム首相は、現地時間の15日夜、地元テレビ局を通じて「軍の一部が反乱を企てている」と述べ、軍の一部によるクーデターの試みが起きていることを明らかにしました。
首都アンカラや最大都市イスタンブールでは戦車やヘリコプターが展開するとともに、一部の兵士がアンカラにある国営テレビ、TRTを一時、占拠し、アナウンサーに「全権を掌握した」と声明を読ませて、市民に対し外出を禁じました。
これに対し、エルドアン大統領は民放テレビを通じて国民に対し外に出て抗議するよう呼びかけ、その後、イスタンブールの空港で記者団に「反乱を鎮圧した」と述べました。
しかし各地で爆発や衝突が相次いでいます。
地元メディアによりますとアンカラにある議会の近くで日本時間の午前9時前、爆発があり、議会の建物の窓が大きく壊れてけが人が出ているもようです。
アンカラにある通信施設も攻撃を受け、施設を警備していた警察官17人が死亡したということです。
地元メディアは検察当局の話としてアンカラで合わせて42人が死亡しその多くが市民だと伝えています。
イスタンブールでも国際空港の近くや市の中心部で断続的に爆発が相次ぎました。
一方、クーデターを試みた部隊については詳しい情報は明らかになっていませんが、ユルドゥルム首相は反乱を企てたとして130人以上を拘束したと明らかにし、クーデターを試みる軍の一部と政権側との間で緊迫した状況が続いています。

トルコ軍参謀総長代行「クーデターは失敗」 | NHKニュース

トルコの首都アンカラや最大都市イスタンブールでは現地時間の15日夜、戦車やヘリコプターが展開したのに続いて一部の兵士が国営テレビ局を通じて「全権を掌握した」と発表しました。
アンカラではヘリコプターが地上に向けて銃撃したほか、議会の建物の近くなどで爆発があり、イスタンブールでも国際空港の近くや市の中心部で断続的に爆発が相次ぎました。
トルコ軍のウミット・ドゥンダール参謀総長代行は日本時間の午後5時ごろ記者会見し、「クーデターの試みは阻止され失敗に終わった」と述べ、クーデターの動きは未遂に終わったと強調しました。
またドゥンダール参謀総長代行は今回の反乱軍と正規軍との戦闘で市民47人と、警察官や正規軍の兵士43人、それに反乱軍の兵士104人の、合わせて194人が死亡したことを明らかにしました。
また、反乱に関わったとして兵士1563人を拘束したとしています。
エルドアン大統領はイスタンブールで大勢の支持者を前に演説し、「どういう背景で誰が動いているのか、明らかにしてみせる。トルコはどんな恐怖にも負けずどんな脅しにも屈することはない」と述べ、今回のクーデター未遂の責任を徹底的に追及する考えを強調しました。

トルコの大統領府は現地時間の16日午前11時ごろ(日本時間の午後5時ごろ)、ツイッターで、国民に対して「新たなクーデターがいつでも起こる可能性があるので、通りにとどまってクーデターを阻止しよう」と発信し、国民に対してクーデターの企てには断固として対抗するよう呼びかけました。

現地からの報道ではトルコでクーデターを起こして拘束された軍のリーダーだとされる男性が、警察の指示を受けながらクーデターの試みに加わった兵士たちに投降を呼びかける様子が伝えられています。
報道された映像は、男性が銃を持った警察に監視されながら携帯電話を持ち「私は治安部隊に拘束された。ほかの兵士たちはみずからの意志で投降するように」と述べ、兵士たちに投降を促す様子が映っています。

トルコ軍の統合参謀本部のホームページには、クーデターを試みた軍の一部のグループが出したとみられる声明が掲載されています。
声明は国営テレビを通じて発表したものと同じ内容で、グループは、「国内平和委員会」と名乗ったうえで、「現在、国の憲法や法律が無視され続け、国家全体が取り返しのつかない状態になろうとしているなか、大統領をはじめとした権力者たちは賄賂におぼれ、基本的人権や自由を無視して国家を牛耳ろうとしている」と述べ、エルドアン大統領などを厳しく非難しています。
そのうえで、「すべての国民のために法治国家国益の障害になるものを取り除く。そして正当性を失った現政権を引きずりおろして裁きにかけるため、この運動を起こした」と主張しました。
そして、「基本的人権表現の自由私有財産の保障、それに人種や宗教の違いを乗り越え国民をまとめ上げる新しい憲法を作り上げる」とエルドアン政権を倒して、新しい国家体制を作り上げると宣言しています。
今回クーデターを試みたグループについて、エルドアン大統領はイスラム教の指導者ギュレン師が率いる「ギュレン教団」が関わったとの見方を示しています。

ユルドゥルム首相は日本時間の午後6時半前に会見し「国民の意思として民主主義を貫き通すことを世界に示すことができた。反乱軍に対して勇敢に反対の声を上げた国民の一人一人に感謝したい」と述べ、クーデターの試みを阻止した国民や警察官などに感謝の意を示しました。
そのうえで「反乱軍のメンバーはすでに司法の手の元にあり、司法の裁きを受けることになる」と述べました。
さらに、クーデターの試みにはイスラム組織、「ギュレン教団」が関わっていたとの見方を示し、「指導者であるギュレン師は相応の罰を受けることになる」と述べて、クーデターの試みに関与した人物には断固とした対応を取る姿勢を示しました。