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中国国営の新華社通信によりますと、中国海軍の呉勝利司令官は、中国を訪れているアメリカ海軍の制服組トップのリチャードソン作戦部長と18日、北京で会談しました。
南シナ海を巡りフィリピンが申し立てた仲裁裁判で先週、中国側の主張が否定されて以来、米中の軍のトップクラスが会談したのは初めてです。
会談で呉司令官は「われわれは南シナ海の主権や権益を絶対に犠牲にしない。これは中国の核心的利益だ」と述べ、中国の立場を堅持する姿勢を示しました。そして「島々での施設の建設を途中でやめることはない。いかなる国が圧力をかけようと中国は完成するまで建設を続ける」と述べて、仲裁裁判の判断の影響を受けることなく島々での建設を続ける考えを強調しました。
その一方で、呉司令官は「南シナ海の平和と安定のためには、米中の協力こそが正しい選択だ」と述べて、アメリカとの軍事的対立を望まない考えも示しました。
これに対するリチャードソン作戦部長の詳しい発言の内容は明らかになっていませんが、中国側に国際法を順守し仲裁裁判の判断を尊重するよう改めて迫ったものと見られます。

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