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マツモトキヨシ 新たな刺客出現で業界トップ陥落の危機 - ライブドアニュース

ドラッグストア業界の争いと業界再編は熾烈を極めています。マツモトキヨシツルハホールディングスサンドラッグ三者が業界首位の座を争っていました。


直近の通期の業績(連結)では、マツモトキヨシの売上高は5,360億円(2016年3月期)、ツルハは5,275億円(16年5月期)、サンドラッグは5,037億円(16年3月期)となっています。

ここにきて新たな競争会社が突如現れました。流通大手イオンの子会社であるウエルシアホールディングスです。


イオンはTOB(株式公開買い付け)により14年11月にウエルシアを子会社化しました。ウエルシアは15年に、ハックドラッグを運営するCFSコーポレーション、タキヤ、シミズ薬品を完全子会社化するなど、業界の再編を進めてきました。ウエルシアの16年2月期の売上高は5,284億円で、マツモトキヨシに迫る業界2位の座に突如現れたのです。前年同期の売上高は3,804億円に過ぎませんでした。

ドラッグストア業界の争いでカギとなるのが「調剤事業」「カウンセリング営業」「プライベートブランド商品」の3つです。出店・価格競争の激化の継続や異業種の参入により業界競争が激しくなっています。業界の特性上、品揃えの強化だけでは差別化は難しく、それ以外での付加価値の創出が不可欠となっています。