プラトンは、現代の政治において顕著に見られる「劇場政治」について論じている。劇場政治においては、一切は拍手喝采によって決まる。しかし、喝采されるものが正しいとは限らない。いつの時代もデマゴーグ(扇動政治家)が現れる。デマゴーグは、論理を用いず、情に訴える演説をして人心を惑わせる。
— 岸見一郎 Ichiro Kishimi (@kishimi) 2016年7月30日
デマゴーグはレトリック(修辞)を弄し、巧みに人心を操作、支配しようとする。レトリックに欺かれないためには、最善の準備が必要である。デマゴーグがいかなる喝采でもって迎えられることがあったとしても、決して欺かれることがない自由独立の批判的精神を持たなければならない。
— 岸見一郎 Ichiro Kishimi (@kishimi) 2016年7月30日
There is something more important than success.
— 岸見一郎 Ichiro Kishimi (@kishimi) 2016年7月30日
成功より大切なことがある。
(勇気の日めくり まいにちアドラー30日)
こんな当たり前のことをいわなければならない時代。