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ウクライナ東部で政府軍と戦闘を続ける親ロシア派組織の指導者が、乗っていた車のそばで起きた爆発で大けがをし、それぞれ相手側の仕業だと非難していて、さらに緊張が高まることが懸念されています。


ウクライナ東部の親ロシア派組織「ルガンスク人民共和国」の指導者プロトニツキー氏が、6日、乗っていた車のそばで起きた爆発でけがをし、病院で手当てを受けていますが、重傷だということです。


これについて、親ロシア派は「ウクライナ政府側による指導者を狙ったテロ行為だ」としているのに対して、政府側は、親ロシア派内部の利権を巡る争いが原因だとしていて、双方の間で非難の応酬となっています。


ウクライナ東部では、去年2月の停戦合意のあとも、政府軍と親ロシア派の間で散発的な戦闘が続いていて、先月には、親ロシア派の砲撃によって政府軍の兵士合わせて16人が死亡していることから、さらに緊張が高まることが懸念されています。


一方、親ロシア派の後ろ盾となっているロシアは、先月、ウクライナのポロシェンコ大統領と個人的なつながりのあるズラボフ大使を退任させて、ロシア軍の出身者を後任にあてる人事を行い、これにウクライナが反発していることから、和平に向けた交渉も進展が一層、難しくなるとの見方が出ています。

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