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天皇陛下 慎重論にも「生前退位」の意向変えず | NHKニュース

天皇陛下の「生前退位」の意向は、5年ほど前から変わることがなかったということです。


関係者によりますと、5年ほど前、天皇陛下が「生前退位」の意向を示されると、皇后さまも宮内庁の幹部も非常に驚いたということです。そして、どうにか気持ちを切り替えてもらえないかと、皇室の別の話題を持ち出すなど慎重な姿勢で天皇陛下の真意を見極めようとしました。
ある時は、天皇陛下に対し「これまで象徴としてなされてきたことを国民は皆わかっています。公務に代役を立てるなどして形だけの天皇となられても異を唱える者はいません」などと進言し、翻意を促したということです。しかし、天皇陛下は「そうじゃない」、「違うんだ」などと強く否定し、「象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」という考えを示し続けられました。
天皇陛下の考えはその後も変わらず、皇后さまも次第に「お気持ちに沿うようにして差し上げたい」と述べられるようになったということです。天皇陛下のお気持ちは、皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻も受け入れられているということです。

宮内庁、誤解広がらないようくぎ 「憲法」強調 - 共同通信 47NEWS

 生前退位への強い思いが込められた天皇陛下のビデオメッセージの公表を受け、宮内庁の風岡典之長官は8日記者会見し「陛下は現在健康であり、多くのお務めを果たしている。今すぐお務めが難しくなるということではない」と早期退位を否定、世間に誤解が広がらないようくぎを刺した。


 長官は「(象徴天皇としての)経験を通じての思いを述べるのは、陛下にやっていただくのがふさわしいと考えた」と説明。「憲法上の立場を踏まえたご発言」と指摘し、政治的なメッセージではないと重ねて強調した。