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アメリカ最大手のデパート、メイシーズは11日、経営の効率化を進めるためとして、およそ100の店舗の閉鎖を計画していることを明らかにしました。これはメイシーズが全米で展開する店舗のおよそ15%に当たり、ことし1月に閉鎖を発表した40店舗に続く、大規模な閉鎖となります。
メイシーズがこの日発表したことし5月から7月までの決算は、売り上げが前の年の同じ時期を4%下回り、最終利益も95%減少しました。メイシーズとしては、限られた経営資源を採算のよい店舗とネット通販の事業に集中させて、業績の立て直しを図りたい考えです。
ジェフ・ゲネット社長は「短期的な売り上げはいくぶん減るが、今、行っている改革はいずれ新たな成長と高い収益性をもたらすだろう」と話しています。
アメリカではアマゾン・ドット・コムをはじめネット通販の企業が高い成長を続ける一方で、実際に店舗を展開する小売店は販売が伸び悩んでおり、メイシーズの店舗の閉鎖はこうした現状を改めて浮き彫りにしたかたちです。