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この映像は、17日にシリア北部のアレッポで、空爆で破壊された建物のがれきの中から救出された男の子を撮影したもので、地元のメディア団体がインターネットのソーシャルメディアに投稿しました。
男の子はオムラン・ダクニシュ君(5)で、救出されたあと抱きかかえられて、救急車の中に運び込まれました。顔は血にまみれ全身は粉じんで白く覆われていて、顔を触った手に血がついてるのを見て驚く様子が写されています。
その姿は、幼い子どもも含む多くの命が奪われているシリアの内戦の悲惨さを表しているとして中東や欧米のメディアが相次いで大きく取り上げていて、反響が広がっています。
シリアの内戦を巡っては、去年9月、ヨーロッパに渡ろうとした難民のボートが沈没し、トルコの浜辺に遺体となって流れ着いたシリア人の男の子の写真や映像が大きく報じられ、難民問題の深刻さを国際社会が広く認識するきっかけとなりました。

シリア北部の都市アレッポでは、アサド政権軍やそれを支援するロシア軍、それに反政府勢力による戦闘が続き、包囲された地域に取り残された200万人余りの住民が飲料水などの供給が十分に受けられず危機的な状況に陥っています。
このため、国連は物資の輸送のため、戦闘を停止するよう呼びかけてきましたが、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は18日、地元メディアに対し、「住民に食料や医薬品を届けるため、毎週48時間、戦闘を停止する用意がある」と述べ、来週から停戦に応じる考えがあることを明らかにしました。
アレッポをめぐっては、ロシアは今月10日、毎日3時間、戦闘を停止すると発表しましたが、国連は「十分ではない」と戦闘停止の拡大を求めていました。
一方で、ロシア軍がイランの基地からシリアの空爆を行っていることについてはアメリカが懸念を示していますが、ロシアは18日もこれを行ったと発表し、シリア問題をめぐり、硬軟織り交ぜた姿勢を示しています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160817#1471431093
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160814#1471171085
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160804#1470306929
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160802#1470134065
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160731#1469962517