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トルコでは、18日、東部のエラズーで爆発物を積んだ車が警察署の前で爆発し、警察官3人が死亡、市民を含む217人がけがをしたほか、東部ビトリスでは軍の車両が通りかかった際に道路脇に仕掛けられた爆発物が爆発し、兵士など6人が死亡しました。また、前日の17日にも東部の警察署の近くで爆発物が爆発し、3人が死亡、70人以上がけがをしています。
トルコのエルドアン大統領は演説で、いずれも武装組織PKK=クルド労働者党による犯行だとしたうえで「最近のPKKの攻撃の背後にはギュレン教団がいる」と述べました。
イスラム組織「ギュレン教団」について、トルコ政府は先月のクーデター未遂を企てたと断定していますが、今回の爆発に関わったとする根拠については明らかにしていません。
これまでのところ犯行声明は出ていませんが、トルコ政府はクーデター未遂のあと軍人など2万人余りを逮捕・拘束するなどしていて、ギュレン教団が一連の爆発事件に関与したと主張することで取締りの正当性をアピールするねらいがあると見られます。