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トルコ軍はアメリカ主導の有志連合の支援を受け、24日早朝、過激派組織ISが支配するトルコとの国境沿いのシリア北部ジャラブルスの制圧作戦を始めました。作戦は、これまでの国境沿いからの砲撃などに加えて、特殊部隊や戦車といった地上部隊をシリア国内に投入しての大規模なものとなっています。


トルコでは、今月20日、南東部のガジアンテプでISによると見られる結婚式を狙った自爆テロで54人が死亡していて、アラ内相が地元メディアに対し、「わが国のすぐそばにあるテロ組織の危険は取り除かなければならない」と述べるなど、今回の作戦は国境地帯からISの脅威を取り除く狙いもあると見られます。また、アラ内相は「クルド人勢力の危険もはっきりしている」とも述べていて、トルコ政府がテロ組織と見なすクルド人勢力をけん制する狙いもあると見られます。


24日にはアメリカのバイデン副大統領が首都アンカラを訪れ、エルドアン大統領などと、今回の作戦などについて協議するものと見られます。