【速報】10月16日投開票の #新潟県知事選 で、現職の #泉田裕彦 氏が30日、選挙戦からの撤退を表明。詳細不明ながら、発表されたリリース文によると、理由は #新潟日報 社の報道姿勢への抗議の意思とされる。現在、 #森民夫 #長岡市 長も立候補を表明している #新潟県 #新潟
— 朝日新聞新潟総局 (@asahi_niigata) 2016年8月30日
これは、泉田知事が30日午後、文書で発表したものです。
この中で、泉田知事は新潟県が出資する第三セクターの子会社によるフェリーの購入をめぐって地元新聞が県に対して続けてきた批判的な報道によって正常な県政運営ができなくなっていると立候補を取りやめる理由を述べています。
泉田知事は新潟県加茂市出身の53歳。
経済産業省の課長補佐や岐阜県の局長などを務め、平成16年の知事選挙で初当選し当選直後に起きた新潟県中越地震の復興に向けて取り組んできました。
また泉田知事は東日本大震災のあと停止している東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については、「福島第一原発の事故の検証なくしては運転再開の議論自体がありえない」として慎重な姿勢を示していました。
泉田知事は現在3期目で、任期満了に伴ってことし10月に行われる知事選挙に向け、2月の県議会で4期目を目指して立候補を表明していました。
秋の新潟県知事選挙から撤退します。→ https://t.co/ptkkz2F81I
— 泉田裕彦 (@IzumidaHirohiko) 2016年8月30日
事実に反する新潟日報社の報道が続きました。再三の申し入れにもかかわらず、訂正や説明はいただけませんでした。このような環境では、十分に訴えを県民の皆様にお届けすることは難しいと考えています。
日本海横断航路の船舶購入問題での新潟日報の一連の報道については、故意なのかどうかあきらかに首をかしげざるをえないような記事がいくつも続いた。ああ、こうしてまた政治とカネをめぐる印象が作られていくのか、地元紙がそれを牽引するのか、『原発ホワイトアウト』の展開そのものじゃないかと。
— Hemmi Tatsuo (@camomille0206) 2016年8月30日
民放で泉田知事会見。多くの人への感謝、新潟日報の報道姿勢への疑問、さらに今回の選挙では原発問題が本来の争点になるはず。しかしそれがこれまで浮かび上がっていなかった、新しい世代がしっかり選挙でこの問題を考えていくべき、と。報道の与える印象と違い、自分を支える声は多かったと。
— Hemmi Tatsuo (@camomille0206) 2016年8月30日
地元TV局はどこも「国や他の地方自治体との信頼関係を築けなかった」と横並び。知事は会見で「次のふるさとをどう作るかを考えず、原発再稼働問題を争点にせずに議論が進んでいくのはおかしいのではないか」と訴え。確かに泉田知事の「信頼関係」構築の失敗ばかりが最近は前面に出てきていた。
— Hemmi Tatsuo (@camomille0206) 2016年8月30日
原発再稼働政策をめぐって国や東電と対立してきたのを「信頼関係を築けなかった」と批判するって、いったい何なのか。はやく原発を再稼働して、毀れた信頼関係を修復しようということか。
— Hemmi Tatsuo (@camomille0206) 2016年8月30日
泉田知事選挙不出馬を告げる新潟日報の号外をみて驚く。先ほどの6時の県内TVメディア報道もこのような語りで、その点では横並びだが、問題は新潟日報はその知事会見で名指して批判された当事者であること。ひとことも書いていない。https://t.co/UtcQTlnh0D
— Hemmi Tatsuo (@camomille0206) 2016年8月30日
#哲学部
泉田知事は30日午後6時すぎから記者団の取材に応じ、地元新聞の「新潟日報」が県が出資する第三セクターの子会社をめぐって行った報道について、「事実と異なる報道の修正を求めてきたが、残念ながら訂正も説明もしてもらえなかった」と述べました。
そのうえで、「県からの情報が出ていかない環境のなかで、県民の皆さんに正確な訴えを届けるのが難しいと判断した。県の職員にも大きな影響が生じるので、立候補を取り下げたい」と述べ、4期目を目指してすでに表明していた、ことし10月の新潟県知事選挙への立候補を取りやめることを明らかにしました。
泉田知事は、新潟県加茂市出身の53歳。経済産業省の課長補佐や岐阜県の局長などを務め、平成16年の知事選挙で初当選し、当選直後に起きた新潟県中越地震の復興に向けて取り組んできました。
また、東日本大震災のあと停止している東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については、「福島第一原発の事故の検証なくしては運転再開の議論自体がありえない」として慎重な姿勢を示していました。泉田知事の立候補の取りやめによって、10月16日に投票が行われる新潟県知事選挙に立候補を予定しているのは長岡市の森民夫市長だけになります。
知事選挙について、泉田知事は「本来、争点になるべきの原子力防災について真正面から向き合った議論をしてほしい。私が立候補しないほうが議論しやすくなると思った」と述べました。
「新潟日報社」は「社としての見解はあすの紙面で明らかにします」というコメントを発表しました。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160829#1472467404
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160826#1472207947