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サウジアラビアのファリハエネルギー産業鉱物資源相は、3日に都内でNHKのインタビューに応じました。


この中でファリハ氏は、原油価格の低迷が続くなか、産油国が今月下旬のOPEC=石油輸出国機構の非公式会合などの場で、増産凍結など生産調整の合意を模索していることについて「われわれは、市場にショックを与えるようなことはしないが、原油の需要と供給のバランスは中長期に再調整したいきたい」と述べました。


そのうえで、経済制裁を解除され生産量を増やしているイランが生産調整に反対してきたことに関連し、「イランの原油生産は制裁前の水準に戻りつつある。OPECの一員として戻ってくることを期待している」と述べ、イランも含めた各国の合意を図っていきたいとの期待を示しました。


また、サウジアラビアが打ち出した「脱石油」を柱とする経済改革への日本の協力について「サウジアラビアは地理的に中東の中心的な位置にあり、日本企業が来れば周辺地域にもアクセスできる」と述べ、日本企業の積極的な投資を呼びかけました。

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