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戦国武将、上杉謙信が愛用した刃の長さおよそ80センチの太刀「無銘一文字」は、鎌倉時代に作られたとされ、当時の最高傑作として国宝に指定されています。
現在は岡山県の個人が所有し岡山県立博物館が保管していますが、「太刀を謙信の故郷に戻したい」という意向が上越市などに伝えられたということです。


専門家による太刀の評価額は3億2000万円ほどで、市はふるさと納税制度も活用して、来年度中の取得を目指していて、これに協力しようと、6日に市民団体が結成されました。
市民団体は今後、太刀の買い取りに向けて、個人や企業を対象に広く募金を呼びかけることにしています。


市民団体の小山正明代表は「謙信公の遺品がほとんどない上越にとって千載一遇のチャンスなので、市と市民が一体となって活動に当たりたい」と話していました。
上越市は、この太刀を再来年7月に開館する市の総合博物館で展示する予定です。