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イギリス独立党は、EUからの離脱を訴えてきた前党首のファラージュ氏が辞任したことを受けて16日に党大会を開き、ダイアン・ジェームス氏を新しい党首に選びました。


ジェームス氏は56歳。保守党を経て2011年にイギリス独立党に加わり、おととしからヨーロッパ議会の議員を務めてきました。受諾演説の中でジェームス氏は、メイ首相を名指しし、「その場しのぎの茶番はやめて、EUとの交渉に速やかにとりかかるべきだ」と述べ、年内はEUとの離脱交渉を始めないとしているメイ政権に圧力を強める構えを見せました。


イギリス独立党は、離脱派の主要人物の1人であるファラージュ前党首の個人的な人気に支えられてきたため、勢いにかげりが出ることが懸念されていますが、ジェームス氏は「党を真の野党にしたい」と述べ、国政での勢力拡大に意欲を示しました。