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ホンダとヤマハ 2輪車の生産や開発の提携で最終調整 | NHKニュース

国内のオートバイの市場は、少子高齢化や若者のバイク離れなどを背景に縮小を続け、年間の販売台数は今年度はピーク時の5分の1以下の40万台を割る見通しとなっています。


関係者によりますと、ホンダとヤマハ発動機は、排気量が50CCの小型スクーターについて生産や開発で提携する方向で最終調整していることがわかりました。


具体的には、ヤマハ発動機は台湾の工場で生産している50CCスクーターをホンダの熊本県にある工場での委託生産に移すことを検討します。また、宅配などで使う業務用や電動の小型スクーターを今後共同で開発することを目指します。


ホンダとヤマハ発動機は、1980年代に排気量が50CCのいわゆる原付きバイクを中心にしれつな販売競争を繰り広げ、両社の頭文字をとって「HY戦争」とも呼ばれました。しかし、こうした50CCのスクーターは日本特有の規格のためにグローバル展開が難しく、価格も安いため採算が取りにくい面があります。


両社はライバルどうしで異例の提携に踏み切ることで、限られた資源を利益の出やすい大型バイクなどに振り向け、競争力の維持を図る狙いがあるものと見られます。