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米軍 イエメンの武装勢力支配地域を報復攻撃 | NHKニュース

アメリカ国防総省によりますと、イエメン沖の紅海で今月9日と12日にアメリカ軍の駆逐艦が少なくとも3回、ミサイルで狙われ、国防総省は、いずれも駆逐艦に被害はなかったとする一方、発射元を特定し、適切な対応を取るとしていました。


そして12日、一連の攻撃に関与したとしてイエメンの反体制派武装勢力「フーシ派」の支配地域にあるレーダー施設を駆逐艦巡航ミサイルで攻撃したと発表し、オバマ大統領の承認を受けた限定的な自衛措置だとしています。


アメリカ政府の当局者によりますと、攻撃したのは紅海沿岸部にある3か所のレーダー施設で、いずれもアメリカ軍の駆逐艦に向けてミサイルが発射された際稼働していたということです。攻撃によりレーダー施設は破壊されたと見られ、国防総省は今後も攻撃があれば報復措置を取る姿勢を示しました。


内戦が続くイエメンでハディ政権と戦闘を続けるフーシ派は、同じイスラムシーア派のイランの支援を受けていて、アメリカは内戦の鎮静化に向けて働きかける一方、フーシ派を通じてイランがイエメンで影響力を拡大することに警戒感を抱いているとも見られています。