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国内メーカー3社「国内の原発部品 基準満たす」 | NHKニュース

この問題では、フランスの原発で現地の規制当局が調査した結果、北九州市の鉄鋼メーカー日本鋳鍛鋼が製造した、蒸気発生器と呼ばれる原発の主要な機器に使われる合金の部品に、基準以上の炭素が含まれていたことがわかり、比較的もろくなっている疑いが出ています。


指摘を受けた部品は金属に強い圧力を加える鍛造という方法で作られ、原子力規制委員会は、同じ加工法による原発の部品を作っている日本鋳鍛鋼を含む国内のメーカー3社に調査を求めていましたが、3社とも「データの分析などの結果、国内の原発の部品は基準を満たしている」という評価結果を報告しました。


原子力規制庁によりますと、フランスの規制当局は、これまでの調査で、合わせて4基の原発の部品で炭素が基準を上回っているおそれがあるとして、電力会社に対し、運転中で調査が行われていない5基について、運転を停止して調査するよう指示したということです。


こうしたことを受けて規制委員会は、フランスの規制当局からの情報収集を進めるとともに、国内のメーカー各社の評価方法や電力会社が持っている部品の製造データの提出も求め、安全性を確認することにしています。