小池都知事の政治塾 橋下前大阪市長が講師に | NHKニュース
大阪府の松井知事は記者会見で、東京都の小池知事が立ち上げた政治塾「希望の塾」について、「政治改革、議員改革をやるために政治家を目指す人たちが参加していると思う。実際に取り組みを進め、大阪の改革をいちばんわかっている橋下氏が講演することは、政治塾にとってプラスになると思う」と述べ、橋下前大阪市長が講師として参加することを明らかにしました。
また、松井知事は、将来的な小池知事との連携については、「東京、大阪、名古屋の大都市が変われば地方分権が進む。一方で、行財政改革や規制緩和は、各種団体のほうを向いた自民党にはできない。小池知事が本気で改革に取り組むのであれば、自民党と距離を置かざるをえなくなる」と述べ、小池知事の動向を見極めたいという考えを示しました。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161101#1477996584
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160924#1474713418
小池知事は、震災の被災地の現状を把握し、今後の都としての支援の在り方を考える参考にしようと、2日、福島県を訪れ、浜通りを中心に各地を視察しました。
いわき市の小学校では、5年前の震災のあと、当時、衆議院議員だった小池知事から避難先でランドセルをプレゼントされた6年生の鈴木悠さんと再会し、感謝の言葉を伝えられました。また、楢葉町の展望台では、この場所から見下ろせる海岸の防潮堤のかさ上げ工事や除染廃棄物の仮置き場の状況などを確認しました。
そのうえで、除染廃棄物に不安を感じる町民が多く、去年9月の避難指示の解除以降、帰還した町民は全体の1割にとどまっていることなどについて説明を受けました。さらに、南相馬市のJAの直売所では、地元の米で作ったおにぎりや鍋料理を試食し、「安全で、おいしい」などと述べ、安全性をアピールしていました。
小池知事は2日夕方、福島県庁を訪れ、東京オリンピック・パラリンピックに向けた機運を高め、被災地の復興を後押ししようと、大会の旗のレプリカが各地を巡回する「フラッグツアー」のイベントに参加することにしています。