日中安保対話 1年8か月ぶり開催 #nhk_news https://t.co/9cGcbF1yHT
— NHKニュース (@nhk_news) 2016年11月28日
1年8か月ぶりとなった「日中安保対話」は、双方の外務・防衛当局の高官らが出席して28日の夜にかけて、北京の釣魚台迎賓館で行われました。
この中で中国外務省の孔鉉佑次官補が「この対話が両国の間の関係改善の勢いをさらに強めることになるよう望んでいる」と述べたのに対し、秋葉外務審議官は、「日中間で互いに安保政策には懸念が存在するのも事実であり、信頼醸成のためにはこうした直接の対話が不可欠だ」と応じました。
日本側の発表によりますと、協議で日本側からは、日本の安全保障をめぐる法制度や日米同盟の在り方について説明した一方、中国側に対して安全保障政策の透明性を向上させるよう求めたということです。
そのうえで双方は、ことし9月の日中首脳会談でも確認した、協力し合える分野を増やしていくという観点から、「安保対話」をはじめとした日中の対話のチャンネルを通じて、安全保障面でも相互信頼を深めていくことが重要だという認識で一致しました。