最高裁第一小法廷 平成28.12.1 平成27(受)477 損害賠償等,境界確定等請求事件 https://t.co/DOg9JE9a52
— 裁判所判例Watch (@HanreiWatch) 2016年12月1日
地上建物に対する仮差押えが本執行に移行して強制競売手続がされた場合において,仮差押えの時点で土地及び地上建物の所有者が同一であったときは,差押えの時点で土地が第三者に譲渡されていたとしても,法定地上権が成立する
(法定地上権)
第81条
土地及びその上にある建物が債務者の所有に属する場合において、その土地又は建物の差押えがあり、その売却により所有者を異にするに至つたときは、その建物について、地上権が設定されたものとみなす。この場合においては、地代は、当事者の請求により、裁判所が定める。
最高裁第一小法廷 平成28.12.1 平成27(受)589 労働契約上の地位確認等請求事件 https://t.co/z9MUMWZnd4
— 裁判所判例Watch (@HanreiWatch) 2016年12月1日
本件は,上告人との間で期間の定めのある労働契約(以下「有期労働契約」という。)を締結し,上告人の運営する短期大学の教員として勤務していた被上告人が,上告人による雇止めは許されないものであると主張して,上告人を相手に,労働契約上の地位の確認及び雇止め後の賃金の支払を求める事案である。
私立大学の教員に係る期間1年の有期労働契約が3年の更新限度期間の満了後に期間の定めのないものとなったとはいえないとされた事例