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メルケル首相が党首を務める中道右派の与党「キリスト教民主同盟」は西部のエッセンで党の地方代表などを務める代議員およそ1000人を集め、党大会を開いています。


6日に行われた党首を決める投票でメルケル首相が代議員の89.5%の支持を集めて党首に再選され、来年秋に予定されている連邦議会選挙で首相として4選目を目指すことになりました。


キリスト教民主同盟」は最新の世論調査では、議会で統一会派を組む政党と合わせ32%の支持を得ていて、ほかの政党を9ポイント以上引き離しています。


しかし、中東などからの難民を積極的に受け入れる政策を進めてきたメルケル首相に対しては難民の過剰な流入を招いたとして国民の批判が高まっていて難民の受け入れに反対する新興政党が支持を伸ばしています。


メルケル首相は投票を前に行った演説の中で「去年の夏以降、多くの難民が流入したような事態は決して繰り返さない」と述べ、難民や移民への対応が主な争点の1つになると見られる来年の選挙に向けて受け入れを厳格化する考えを示す一方、これまでになく厳しい選挙になるとの見通しを示しました。