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トランプ次期米大統領は、米金融大手ゴールドマン・サックス(GS.N)社長兼最高執行責任者(COO)のゲーリー・コーン氏に対し、経済政策の司令塔である米国家経済会議(NEC)委員長の就任を要請した。NBCニュースが報じた。


コーン氏はゴールドマンのブランクファイン最高経営責任者(CEO)の後任候補として有力視されている人物。


新政権の閣僚人事を進めているトランプ次期大統領は、これまでに国防長官や財務長官それに商務長官などの人事を発表しましたが、外交を担う国務長官については調整が難航しています。


こうした中、国務長官の有力候補の1人だったジュリアーニニューヨーク市長が声明を発表し、「今後もコンサルタント会社などで仕事を続けていく」として閣僚候補から辞退することを明らかにしました。
ジュリアーニ氏をめぐっては、民主党共和党の一部からコンサルタント会社で外国政府のために働いており、国務長官として不適格だという声が上がっていました。


一方、アメリカの主要メディアは、エネルギー企業、エクソンモービルのティラーソンCEOが国務長官の最有力候補として浮上していると伝えました。
6日にトランプ氏と会談したティラーソン氏は、ロシアで石油事業を行っていることなどからプーチン大統領とも親交があり、ロシアに対する欧米の経済制裁には反対していると報じられています。


国務長官のポストをめぐっては、ロムニーマサチューセッツ州知事や大手自動車メーカーフォードのムラーリー前CEOの名前も挙がっています。

エクソンモービル - Wikipedia

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この問題は、民主党の全国委員会のコンピューターがことし6月、サイバー攻撃を受けて、党幹部のメールが流出し、内部告発サイト「ウィキリークス」を通じて公開されたもので、アメリカ政府は10月、ロシア政府による仕業と発表していました。


これについてアメリカの新聞「ワシントンポスト」などは、「『ウィキリークス』にメールを提供したロシア政府の複数の関係者をCIAが特定した」と伝えました。
そのうえで、「CIAは、ロシア政府の狙いについて共和党のトランプ氏を選挙で勝利させることが目的だったと結論づける分析結果をまとめた」と報じています。


これに関連して、ホワイトハウスは、オバマ大統領が2008年以降の大統領選挙について外国政府などによるサイバー攻撃の詳細を調査し、来月20日までの任期中に結果を報告するよう指示を出したと明らかにしました。


一方、トランプ次期大統領の政権移行チームは声明を発表し、アメリカメディアが伝えたCIAの分析結果の信頼性に疑問を呈したうえで、「選挙はすでに終わった。今はアメリカを再び偉大な国にするために前進するときだ」としています。