最高裁第二小法廷 平成28.12.20 平成28(行ヒ)394 地方自治法251条の7第1項の規定に基づく不作為の違法確認請求事件 https://t.co/nEkwkQWl2a
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【速報 JUST IN 】辺野古埋め立て訴訟 沖縄県の敗訴確定 最高裁 #nhk_news https://t.co/eMTsMKu2YZ
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ことし9月、福岡高等裁判所那覇支部は「普天間基地の騒音被害を取り除くには辺野古沖に移設するしかなく、埋め立てを承認した前の知事の判断に不合理な点はない」として国の訴えを認める判決を言い渡し、県側が上告していました。
20日の判決で最高裁判所第2小法廷の鬼丸かおる裁判長は、高裁に続いて、翁長知事が承認を取り消したのは違法だとする判断を示しました。これによって県の敗訴が確定し、中断していた普天間基地の移設工事が再開される見通しとなりました。
翁長知事 辺野古埋め立て承認取り消しを撤回へ #nhk_news https://t.co/eR9ovHmE3k
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これを受けて翁長知事は、確定した判決には速やかに従うとして、みずからが行った埋め立て承認の取り消しを、来週初めの26日にも撤回する方針を固めました。
これによって、再び辺野古沖の埋め立てが承認された状態に戻ることになり、国は中断していた移設工事の再開に向けて準備を急ぐものと見られます。
一方、翁長知事は、普天間基地に所属するオスプレイが名護市の浅瀬に不時着して大破する事故が起きたことを踏まえ、辺野古沖に移設しても危険性は変わらないとして、今後もあらゆる手段で移設計画の阻止を目指す考えです。