昼の宴会に需要見込み 飲食店などがサービス強化 #nhk_news https://t.co/0w2OqpKSPT
— NHKニュース (@nhk_news) 2016年12月25日
飲食店の情報をインターネットで提供するぐるなびは、ことし10月下旬に高級弁当を配達するインターネットのサイトを立ち上げました。
企業が働き方改革を進める中で、忘年会などの宴会や接待が昼の時間帯に移り、比較的価格の高い弁当の需要が増えると見込んでいるためで、初めて弁当の販売に乗り出す東京・銀座の日本料理店などおよそ330店が登録しています。
このサイトを利用して、昼の時間帯に開く忘年会向けに弁当を注文した新宿区のIT関連企業では共働きの社員が多いことから、取引先の接待に活用することもあるということです。
忘年会に参加した男性社員は「豪華なランチだが、夜の宴会よりも会費が安いのがとてもよい。子育て中の社員もいるので、昼の時間を有効活用し、夜は早く帰ろうという動きは今後も広がると思います」と話していました。
また、JOYSOUNDの店舗名でカラオケボックスを運営する会社は、先月から昼の時間帯に料理つきのカラオケプランを新たに設けています。
このプランは原則、午前11時から午後6時まで歌い放題で、料金を夜の3時間のプランよりも1000円安い2000円にし、社内の宴会で利用する企業が増えているということです。
この会社の営業企画部、野原朝哉さんは「カラオケは、防音の個室ということもあり、社内の打ち合わせに使ったあと、そのまま宴会をするという企業もあります。今後も、こうした需要を取り込んでいきたい」と話していました。