ロイヤル・ダッチ・シェルなど、洋上風力発電への取り組み強化 https://t.co/C1MLFesANG
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) 2016年12月27日
オランダは、世界最大の洋上風力発電事業を構想している。それを支援するのは意外な企業、英蘭系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルだ。
同社は、再生可能エネルギー事業に力を入れるよう株主から圧力を受けている。同業他社の中には既に厳しい環境下で海底の掘削事業を行ってきた経験を洋上風力発電に生かそうとしている企業もある。シェルは再生エネルギー事業の建設コストが安くなってきたこともあって、こうした企業に追随することを決めた。
ノルウェーの国有石油大手、スタトイルは、バルト海で3番目の洋上風力発電施設を建設中だ。またスコットランド東岸沖で世界初の浮体式洋上風力発電施設を建設している。デンマークの国営電力大手ドン・エナジーはかつて化石燃料分野のトップだったが、現在では洋上風力発電市場をリードする企業となっている。
シェルが率いる企業集団は今月、オランダの巨大プロジェクトであるボルセラ洋上風力発電施設の一部を建設・運営する事業を落札した。完成すれば、約100万世帯に行き渡る電力量を、1メガワット時54.5ユーロ(6700円程度)で供給する。石炭や天然ガスの発電に迫る安さだ。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161219#1482144027
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