【成田空港 保安検査に異変!】
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年2月15日
成田空港では、保安検査員が大勢辞め、時間帯によっては、保安検査場のレーンが開けられず、検査場の混雑が起きるケースも出ています。なぜ大量離職が起きているのか、その背景に迫ります。https://t.co/Fo0Zs9Vxe4
検査場での作業は、出発する便の数に応じて、1日に4回から5回ほど小刻みに組まれています。その間は休憩時間となり、勤務時間には含まれません。立ちっぱなしの仕事を終えて帰宅したのは、寮を出てから15時間後の午後9時でした。不規則な勤務で、ほとんど自分の時間がとれないという石川さんですが、給料は手取りで月15万円ほどです。
さらに、検査員は専門的な技能が求められます。現場の責任者に就ける「国家資格」や複数の社内の試験があり、日々の勉強が欠かせないといいます。石川さんも、X線モニターで危険物を見分ける技能を身につけるため、部屋に戻ったあとすぐに机に向かって勉強をしていました。