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両社の発表によりますと、「コスモエネルギーホールディングス」は、ことし4月以降、キグナス石油の株式を20%取得したうえで、非常勤の取締役1人を派遣し、物流や資材の買い入れなどで協力を進めます。


さらに、3年後をめどに、全国におよそ500ある「キグナス石油」系列のガソリンスタンドに、石油製品をほぼ独占的に供給するということです。


一方、「キグナス石油」のガソリンスタンドのブランドは残す方針だとしています。


石油元売り業界では、人口の減少やエコカーの普及などでガソリンの需要が減る中、再編が進んでいて、最大手の「JXホールディングス」が「東燃ゼネラル石油」と、業界2位の「出光興産」が「昭和シェル石油」と、それぞれ経営統合することで合意しています。


会見で、「コスモエネルギーホールディングス」の桐山浩副社長は、「大きな2つのグループができるので、地域別や業種別に提携関係を増やして第3極を目指したい」と述べました。

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