反対派リーダーの保釈認めず 辺野古移設、最高裁が決定 https://t.co/wDuw6TwlsE
— 47NEWS (@47news) 2017年2月23日
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対するグループのリーダーで、昨年10月に逮捕され、勾留中の沖縄平和運動センター山城博治議長(64)について、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は、保釈を認めない決定をした。20日付。
山城議長は保釈請求が那覇地裁で2度棄却され、不服として最高裁に特別抗告を申し立てていた。政治弾圧だとして、市民団体や沖縄県選出の国会議員のほか、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも釈放を求めている。
長期勾留の沖縄平和運動センター議長 保釈認められず #nhk_news https://t.co/b1xlsBzp2R
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年2月23日
沖縄平和運動センターの議長、山城博治被告(64)は、去年8月、アメリカ軍北部訓練場の近くでフェンスを設置しようとした沖縄防衛局の職員の肩を揺さぶり打撲させたなどとして、傷害や公務執行妨害の罪などに問われています。
山城議長は当時、北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に反対する活動をしていて、去年10月に逮捕されてから身柄の拘束が4か月間続いています。保釈を求めましたが、那覇地方裁判所に退けられ、抗告していました。
これについて、最高裁判所第3小法廷の大谷剛彦裁判長は「法律上、抗告できる場合にあたらない」として、23日までに抗告を退ける決定を出し、保釈を認めない判断が維持されました。
国際的な人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は、先月、「身体の自由への侵害だ」としたうえで、「日本政府による基地反対運動の抑圧とも指摘されていて、反対運動を萎縮させるおそれがある」と強い懸念を示す声明を出しています。
ジャーナリストの大谷昭宏は実兄。