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バチカン放送によると、法王は居住区で行った私的なミサで即興の説教を行い、「言っていることと実際の行いが違うのはスキャンダル(不祥事)で、それは二重生活だ」と発言。


自分が熱心なカトリック信者で、いつもミサに行き、いろいろな団体にも所属していると言う人がいるが、そうした人の中には従業員に適切な賃金を支払っていないとか、他人を搾取しているとか、汚い仕事をしているなど、自分の生活がキリスト教徒的でないと言うべき人もいると指摘した。


さらに、「こうしたカトリック信者はたくさんおり、スキャンダルを引き起こしている。『あの人がカトリック教徒なら無神論者のほうがまし』という言葉を何度聞かされてきたことか」と述べた。


法王は2013年の就任以来しばしば、聖職者だけでなく一般の信徒にも、カトリックの教義を実践するよう説いている。