羽生世代、明暗分かれた2人の元名人 将棋A級順位戦 https://t.co/LYil6z0DeY
— 朝日新聞文化・芸能取材班 (@asahi_bunka) 2017年2月26日
26日午前0時26分。稲葉陽(あきら)八段(28)と戦っていた森内俊之九段(46)が投了を告げた。その23分前、競争相手の佐藤康光九段(47)が勝ち名乗りをあげたため、永世名人の資格を持つ森内九段のA級陥落が決まった。来期は一つ下のB級1組で再起を目指す。
対局直後、コメントを求められた森内九段はしばしの沈黙の後、「ここ2、3期、内容も結果も良くなかった。仕方ないと思っている。新たな気持ちで頑張りたい」と静かな口調で語った。
森内九段と佐藤九段は羽生善治三冠(46)と同世代。若手の頃には、3人と兄貴分の島朗(しまあきら)九段(54)による研究会「島研」で腕を磨きあった間柄だ。