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アメリカのトランプ大統領は今月6日と7日、南部フロリダ州にある別荘で中国の習近平国家主席との初めての首脳会談に臨みます。
これを前に、イギリスの経済紙、フィナンシャル・タイムズは2日、電子版でトランプ大統領のインタビューを伝えました。


それによりますと、トランプ大統領は、首脳会談で核とミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応を協議する方針を示したうえで、「中国はわれわれに協力するかどうか決断することになる。協力しないなら誰の得にもならない」と述べ、北朝鮮への圧力を強めるために中国が協力すべきだと改めて強調しました。


さらに、「中国が問題を解決しないのならわれわれがする」と述べて、中国抜きでも対応を進める考えを示しましたが、その具体的な方策については触れませんでした。


一方、トランプ政権のヘイリー国連大使は2日放送されたABCテレビのインタビューで、「北朝鮮への対応で中国が行動を起こすよう、さまざまなやり方で迫っていく」と述べました。
トランプ政権としては、北朝鮮への圧力強化に向けて中国の行動を引き出したい考えで、首脳会談でどこまで強く求めるか注目されます。