豊洲問題百条委 「浜渦元副知事が実権」当時の幹部証言 #nhk_news https://t.co/gpJ0HmjF47
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年4月4日
4日の百条委員会の質疑では、都と東京ガスとの交渉が本格化した平成17年までの3年間、都庁内部の調整に当たり、現在、練馬区長を務める前川燿男元知事本局長が証言しました。
この中で前川元局長は、当時の都庁内部の意思決定について、「石原知事が週に数回しか登庁しない中、浜渦副知事が知事の分身として権力を握っていた」と述べ、浜渦元副知事の了承なしに事業を進めることはできなかったとする認識を示しました。
そのうえで、浜渦元副知事が先の百条委員会で、東京ガスと移転に向けた基本合意を結んだ平成13年7月以降は一切関与していないと証言していることについて、「浜渦元副知事は東京ガスとの交渉役を外れたが、その後も副知事として市場を所管し、終始一貫して責任者だった」と述べました。
さらに平成15年5月、当時の前川元局長の部下が、浜渦副知事宛てに東京ガスとの交渉状況を文書で報告していたことについて、当時の上司として認識を問われたのに対し、「全く知りませんでした」としたうえで、「浜渦副知事は市場の担当局に限らず、特定の職員に指示を出していたのは紛れもない事実だ。部下が上司に無断で報告したのは当時の支配構造から理解できる」と述べ、浜渦元副知事は交渉役を外れたあとも移転事業に関与していたとする認識を示しました。
議員からは、浜渦元副知事の証言は信ぴょう性に疑義があり、偽証の疑いが高いという指摘が相次いで出されました。