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ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで3日、中心部を走行中の地下鉄の車内で爆発があり、ロシア政府によりますと、死者が3人増えて、これまでに14人が死亡し、およそ50人がけがをしました。


さらに、その現場から2キロ余り離れた地下鉄の駅の構内でも、手製の爆発物が見つかり、不特定多数の市民を巻き込もうと、連続爆発を狙ったものと見られています。


ロシアで重大事件を担当する捜査委員会は4日、地下鉄の車内で自爆テロを起こした実行犯は、中央アジアキルギス出身のアクバルジョン・ジャリロフ容疑者(22)と特定したと発表しました。また、別の駅に爆発物を置いたのも、かばんに残されていた痕跡から、ジャリロフ容疑者と見られるとしています。


これに先立って、ロシアの治安機関と連携するキルギスの治安機関「国家保安委員会」の代表は4日、イスラム過激派の浸透が指摘されている、キルギス南部出身の20代の男が事件に関与した情報があることを明らかにしていました。


ロシアでは、これまでもイスラム過激派によるテロが繰り返されており、ロシアの捜査当局は今後、ジャリロフ容疑者とイスラム過激派の関係を中心に捜査しているものと見られます。