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ノルウェー南西部のスタッド半島は、氷河によって削られた、フィヨルドと呼ばれる独特な地形で、強風や高波の日が多いことから、船舶事故の危険性を減らそうと、ノルウェー政府がこのほど、大型船専用のトンネルを建設することを決めました。


計画によりますと、スタッド半島を横断するトンネルは全長1.7キロで、高さが49メートル、幅は36メートルあり、客船や貨物船が1隻ずつ通ることができて、船どうしの衝突を避けるための信号も設置される予定です。
大型船専用のトンネルがつくられるのは、世界で初めてだということです。


ノルウェーには、自動車専用としては世界で最も長い、全長24キロ余りのトンネルがあり、掘削技術の水準が高いと言われています。


工事は再来年から始まり、完成までには3年〜4年かかる見通しで、総工費は日本円にして320億円余りが見込まれています。