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スペイン南部の都市、セビリアで14日、キリストの復活を祝うイースター・復活祭にちなみ市内を練り歩く行事が行われていたところ、会場にいた男が突然、手に持っていた鉄の棒で地面をたたきながら「アラーは偉大なり」などと叫びました。


さらに、別の場所にいた男たちが過激派組織との関わりをうかがわせる言葉を大声で叫んだことから、テロが起きたのではないかと会場に居た人たちがパニックになり、現場から逃げようとして転倒した人など、100人以上がけがをしました。


現場を撮影した映像には多くの人が通りを走って逃げたり、けがをして担架に乗せられて運ばれたりする様子が映っています。また、警察が観光客たちを落ち着かせようと対応にあたる様子も確認できます。


地元の捜査当局は意図的に恐怖をあおって混乱を引き起こしたなどとして、19歳から47歳までの8人を拘束して調べていますが、捜査当局はこれまでのところ、テロとの見方は否定しています。


ヨーロッパではイスラム過激派組織が関係したと見られるテロ事件が相次いでいて、テロに対する人々の警戒感が高まっていることが今回の事件からもうかがえます。