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コンピューターが外国語を翻訳するスマートフォンのアプリは、日本語への対応が難しいとされ、遅れていましたが、AI=人工知能の活用で技術が急速に進化し、IT大手各社が相次いで対応を進めています。
このうち、IT大手のマイクロソフトは、今月、翻訳アプリを日本語に対応させました。


このアプリは、言語の異なる人どうしが音声で会話をできるもので、例えば、日本語で話しかけると、AIが英語などに翻訳し、相手のスマートフォンの画面上に文字を表示したうえで音声で読み上げます。


アプリは無料で、英語のほか、中国語やアラビア語など合わせて10か国に対応し、同時に100人まで会話のやり取りができるということです。


日本マイクロソフトの榊原彰最高技術責任者は「使えば使うほどAIが学習し翻訳の精度が高まるので、さまざまな場面で多くの人たちに使ってほしい」と話していました。


一方、IT大手のグーグルは、カメラで撮影した文字を瞬時に翻訳できる無料のアプリで日本語に対応しました。


街なかの地図や案内板、それに飲食店のメニューなどを撮影すると、簡単な単語であればその場で翻訳され、会社は、日本を訪れた外国人観光客への普及を期待しています。


翻訳アプリが相次いで日本語に対応したのは、コンピューターがみずから学習を深めていくディープラーニングと呼ばれる技術など、AIを取り入れたことで翻訳の精度が急速に進化しているためで、日本のメーカーの間でも開発が活発に進められています。

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