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アメリカ商務省が4日に発表した3月の貿易統計によりますと、相手国別の貿易赤字は、最も多い中国が314億300万ドルと、前の月と比べて1%減少したのに対して、メキシコが65億3500万ドルと5%増えたほか、日本も64億9200万ドルと33%増加しました。


これについて、ロス商務長官は声明を発表し、日本とメキシコに対する貿易赤字が増え続けているとして、「アメリカはこれほど膨らんだ貿易赤字にはもはや耐えられない」と批判しました。そのうえで労働者と企業を守るためとして、貿易の不均衡の見直しに強い意欲を示しました。


トランプ政権では日本に対して、農産物の関税の引き下げや、自動車市場の非関税障壁の見直しなど、市場開放を求める声が出ていて、今後、日米経済対話の中で貿易赤字の削減に向けて、厳しい要求を突きつけてくることが予想されます。