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 フジテレビの日枝久会長(79)が退任し、取締役相談役に就く人事が固まったことが10日、関係者への取材で分かった。持ち株会社フジ・メディア・ホールディングスの会長も退く。フジテレビは、退任が内定している亀山千広社長(60)と合わせ、トップ2人の交代で視聴率低迷の打開を図る。


 日枝氏は、フジテレビの社長を経て、2001年に会長に就任。民放連会長の経験もあり、フジグループだけでなく放送業界に多大な影響力を持ってきた。


 亀山社長はビーエスフジ社長に就任する見通し。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170509#1494325889
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170108#1483872147


「9日に役員会が開かれたという一部報道は誤り。正確には9日に内示が役員個々人に伝えられ、11日の決算役員会を経て、最終的に6月の株主総会で承認されるという流れ。亀山社長には1カ月前に日枝会長から直接、引導が渡されています。今回の人事では日枝会長もCX会長職を降りて、代表権のない取締役相談役に。対外的には日枝体制の瓦解にも見えますが、実態は社長の首をすげ替えただけで院政はそのままです」(フジ関係者)


 亀山氏は13年6月に社長に就任。ドラマ「あすなろ白書」「ロングバケーション」「踊る大捜査線」シリーズなどを手掛けたヒットメーカーのかじ取りに注目が集まったが、ライバルの日本テレビに追いつくどころかテレビ朝日、TBSにも抜き去られる始末。14年6月には全社員の3分の2に当たる約1000人の人事異動を行うなど“荒療治”も施したが、15年は開局以来、初の赤字に転落してしまった。


「社長更迭の決定打になったのは平成29年(17年)度3月期の業績下方修正です。今年1月に第3四半期を終えた時点で下方修正していたにもかかわらず、それを下回る大失態。これでは経営責任は免れません」(経済記者)