中曽根元首相 白寿の祝い “憲法改正の実現に期待” #nhk_news https://t.co/azsDWX3LDo
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年5月15日
大正7年生まれの中曽根元総理大臣は現在98歳で、今月27日に99歳、白寿の誕生日を迎えます。
これを前に15日、中曽根氏を祝うパーティーが都内で開かれ、各界からおよそ230人が出席し、最初に来賓の安倍総理大臣がお祝いを述べました。
安倍総理大臣は「白寿なのでほぼ1世紀になるが、総理大臣としても自民党総裁としても中曽根氏に学びたいと改めて思う」と述べました。また、安倍総理大臣は、「『読売新聞を熟読せよ』と言って怒られたことがあるが、中曽根氏が出版する憲法についての著書は熟読したい。大先輩として1つの考え方を示していただきありがたく思う。今後、国民的な議論が深まることに期待したい」と述べました。
このあと、中曽根氏がしっかりとした足取りで壇上に上がり、「日々の研さんと精進を第一に、ただひたすらに政治の道を邁進(まいしん)してきた。瞬く間の99年だった」と振り返りました。
そして、「100歳近くになり、いつ果てるとも分からぬ人生行路にあって、なおこの国の行く末に対する尽きぬ思いがある。新たな理想と理念を体現した憲法のもとに、この国の未来を切り開いていくべきだ。この国をよりよきものにして未来へつないでいくという強い思いを持って、最後のご奉公に励み、天命を全うする所存だ」と述べ、憲法改正の実現に期待を示しました。