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ワタミが15日発表した、ことし3月期のグループ全体の決算によりますと、本業のもうけを示す営業損益は1億8200万円の黒字と、3年ぶりに黒字を確保しました。


これは、鳥料理の専門店などに転換した店舗を中心に売り上げが持ち直したことや、弁当の宅配事業で利益が伸びたことなどによるものです。


一方で、赤字店舗の資産価値を見直し損失を計上したことから、最終的な損益は18億円の赤字となり、介護事業を売却して黒字を確保した前の年度から一転して、2年ぶりの最終赤字となりました。


来年3月までの1年間の業績予想では、最終的な利益が1億円と黒字化の見通しを示していますが低い水準にとどまっていて、引き続き業績の改善が課題となっています。


記者会見で清水邦晃社長は「多様化する消費者のニーズに応えられるよう、居酒屋以外の業態にも取り組みたい」と述べました。