https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


美濃加茂市の市長の藤井浩人被告(32)は市議会議員だった4年前、浄水設備の導入をめぐって、業者から30万円の賄賂を受け取ったとして、受託収賄などの罪に問われています。


裁判では「賄賂を渡した」という業者の供述や、証言が信用できるかどうかが争われ、1審は無罪を言い渡しましたが、2審の名古屋高等裁判所は「供述は具体的で不合理な点はない」として、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡し、市長側が上告しています。


藤井市長と弁護団は16日、具体的な主張をまとめた「上告趣意書」を最高裁判所に提出し、会見しました。


書面では「業者は供述の内容を検察官と入念に打ち合わせているので、具体的だから信用性が高まるとは言えない」として、2審判決には重大な誤りがあると主張しています。


藤井市長は「無実が明らかになり、市民にいい報告ができると確信している」と述べました。


藤井市長は去年、有罪判決を受けたあとで辞職しましたが、ことし1月の出直しの市長選挙で当選し、14日、無投票で3回目の当選を果たしました。


今後、最高裁で有罪が確定すれば失職し、逆に2審の判決が取り消されれば市長を続けられることになります。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170514#1494758823