美濃加茂市長 改めて無罪主張 最高裁に上告趣意書を提出 #nhk_news https://t.co/SRfvvpFQsq
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年5月16日
美濃加茂市の市長の藤井浩人被告(32)は市議会議員だった4年前、浄水設備の導入をめぐって、業者から30万円の賄賂を受け取ったとして、受託収賄などの罪に問われています。
裁判では「賄賂を渡した」という業者の供述や、証言が信用できるかどうかが争われ、1審は無罪を言い渡しましたが、2審の名古屋高等裁判所は「供述は具体的で不合理な点はない」として、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡し、市長側が上告しています。
藤井市長と弁護団は16日、具体的な主張をまとめた「上告趣意書」を最高裁判所に提出し、会見しました。
書面では「業者は供述の内容を検察官と入念に打ち合わせているので、具体的だから信用性が高まるとは言えない」として、2審判決には重大な誤りがあると主張しています。
藤井市長は「無実が明らかになり、市民にいい報告ができると確信している」と述べました。
藤井市長は去年、有罪判決を受けたあとで辞職しましたが、ことし1月の出直しの市長選挙で当選し、14日、無投票で3回目の当選を果たしました。
今後、最高裁で有罪が確定すれば失職し、逆に2審の判決が取り消されれば市長を続けられることになります。
本日午前、美濃加茂市長事件上告趣意書を最高裁に提出。午後1時より、東京の裁判所クラブで、藤井市長も出席して弁護団の記者会見を行った。趣意書作成の過程で、名古屋高裁「逆転有罪判決」の杜撰さ、不当性を改めて実感。最高裁での最後の司法判断で、藤井市長の無実が明らかになることを確信する
— 郷原信郎 (@nobuogohara) 2017年5月16日