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これは、日銀の黒田総裁がアメリカの経済紙が都内で開いた対談形式のイベントの中で明らかにしたものです。


この中で、黒田総裁は金融政策を今の大規模な金融緩和策から通常の状況に戻す、いわゆる出口政策について、「出口政策を進めているFRB連邦準備制度理事会のやり方は、いい教訓になるかもしれないが、アメリカと日本の状況は異なっている。日本はまだ出口の段階ではない」と述べました。


そのうえで、「出口政策は難しい課題だが、日銀にはこれに対処するための十分な手段があると確信している。誰が総裁であってもできるかと問われれば、そのとおりだ」と述べ、将来的に出口政策を進める場合でも、これに十分対応できると自信を示しました。


一方で、任期を迎える来年4月以降も続投を希望するかどうかと問われたのに対し、黒田総裁は「国会の承認などが必要であり、直接答えることは避けたい」と述べるにとどまりました。

#リフレ#アベノミクス